データで見る公有財産売却 〜不動産編〜
公有財産売却では、いままでどんなものが出品されていたかな? これからどんなものが出品されるかしら……?
そんなみなさまの声にお応えして、過去の分析結果を基に元自治体職員で現Yahoo! JAPAN社員のK氏が解説! これを読んで、公有財産売却を知ろう!
公有財産売却には不動産が多く出品されています。なかでも宅地が大きく割合を占めています。住宅を建てたい方には最適ですよね。でも、どうして宅地が多く出ているんでしょう? Kさん、教えてください!
2007年8月〜2008年4月開催分まで
自治体が持っている公共施設などは利便性の高い街の中心部にあることが多いんですよ。
老朽化などで施設が使われなくなったため、建物を撤去したけれど、土地がそのままになっているというところが多いんです。
ご自分の希望にあった物件が見つかったら、ぜひ入札を検討していただきたいですね。
不動産を探していて、希望にぴったりの土地が見つかっても場所が遠くて……ということも少なくありません。公有財産売却で一番多い割合を占めているのが北海道の物件。では、どうして出ていないところもあるの? 今後出てくる可能性は? Kさん、教えてください!
2007年8月〜2008年4月開催分まで
官公庁オークションに参加する自治体はどんどん増加中です。
ただ、まだこのシステムを利用されていない自治体も多いので、出品の実績が少ない地域もありますね。
これらの地域の自治体が公有財産売却に参加されると、今後の出品に期待できそうです。要チェックですね!
個人的には沖縄地方の物件が出ないかと期待しているんですよ。
公有財産売却システムには、多くの都道府県や市町村の自治体にご利用いただいていますが、最近は「住宅供給公社」や「土地開発公社」などからも出品されています。それは、どんなところ? 自治体とのその違いは? Kさん、解説をお願いします!
都道府県や市町村などの自治体とは別に、優良な住宅を供給するなどの公益的な目的があると認定され、特別な法律のもと法人格を持っているのが「住宅供給公社」などの地方公社なんです。
もともと優良な住宅や宅地の供給が目的ですから、当然良い物件が多いんですよ!
これからも良い物件を期待したいですね!
など、落札者のよろこびの声を聞くのが、自分のことのようにうれしいと語る和歌山県の公有財産売却の担当職員さん。
売却後、登記手続きまで責任を持って自治体が行うも、落札者から好評とのことでした!
いかがでしたか? 今、公有財産売却に参加される自治体が増加中です。市街地など需要の高い物件が、これからもどんどん出品されることでしょう。
今後に期待が高まりますね! ご自分の希望に合った物件を、おトクに手に入れましょう!